アライ ヨシフサ   Yoshifusa Arai
  新井 祥生
   所属   新潟薬科大学  応用生命科学部 応用生命科学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1994/02
形態種別 総説・解説
標題 光学活性アルキルコバロキシム錯体の固相光ラセミ化反応
執筆形態 単著
掲載誌名 新潟薬科大学研究報告
掲載区分国内
巻・号・頁 13,43-55頁
総ページ数 13
著者・共著者 新井祥生
概要 光学活性アルキルコバロキシム錯体は、固相で可視光を照射することによりラセミ化反応が進行することを明らかにした。反応速度は、アルキル基の周りの自由空間Cavityの大きさに制御されるということを見いだした。更に、結晶構造中に水素結合等の分子間相互作用が存在する場合はそれによる制御が優先するということ、また、結晶構造中に、溶媒分子等が含まれていてアルキル基の周辺の環境に柔軟性がある場合には、Cavityから予想されるよりも反応速度が速くなるということも見いだした。また、NMR実験により、反応系に痕跡量ではあるが、オレフィンが検出されることを見出した。