イシイ ミホ
  石井 美帆
   所属   新潟薬科大学  薬学部 薬学科
   職種   助手
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/04
形態種別 論文
査読 査読有り
標題 血清中リチウム濃度測定におけるポルフィリン誘導体化比色法の精度管理とイオン選択電極法との比較検討
執筆形態 共著
掲載誌名 医学と薬学
掲載区分国内
出版社・発行元 (株)自然科学社
巻・号・頁 57(4),503-506頁
著者・共著者 高木 美帆, 福本 恭子, 上野 和行
概要 抗躁薬である炭酸リチウムは、有効治療濃度域が狭く、また個体間変動の大きい薬物である。したがって、患者個々の適正な投与量設定が難しく、適正投与にはTDMが有効である。最近、臨床における血清中リチウム(LI)濃度の測定法としてポルフィリン誘導体化比色法に基づいた簡易測定法(比色法)が開発され、そのLI測定用キットが市販された。そこで、比色法の信頼性と従来法であるイオン選択電極法との精度を比較検討した。種々の濃度にLIをスパイクした血清を用いた検討において、理論値と比色法における測定値はほぼ原点を通る傾き1の直線性が認められた。また、日内および日間変動はほとんどなく、信頼性は高いことが認められた。さらに、患者プール血清について比色法およびイオン選択電極法とで比較したが、ほぼ同一の測定結果を示すことが認められた。また、低濃度において比色法ではイオン選択電極法よりも精度が高いことが認められた。溶血が認められた血清における測定平均値の比較においても、両測定法ともにほぼ同値を示すことが認められた。したがって、比色法は血清中LI濃度測定には十分信頼性が高いことが示唆された。(著者抄録)
ISSN 0389-3898