イノウエ サトシ
  井上 聡
   所属   新潟薬科大学  応用生命科学部 学部付
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 メッシュ気候値2000による温暖化時の最大積雪深予測値の検証
執筆形態 共著
掲載誌名 雪氷
掲載区分国内
出版社・発行元 The Japanese Society of Snow and Ice
巻・号・頁 68(2),115-122頁
担当区分 筆頭著者,責任著者
著者・共著者 井上聡,川島茂人,横山宏太郎
概要 温暖化時の月平均気温と月降水量の全国のメッシュデータを基に予測した,最大積雪深の予測値を評価するために,メッシュ気候値2000の最大積雪深を用いて検証を行なった.検証では,現在から2090年代までの10年毎のメッシュ予測値と,メッシュ気候値2000との類似性を評価した.類似性の指標には,差の二乗和の平方根(Root Mean Square Error),差の平均値(Mean Error),累積相対度数分布を用いた.その結果,メッシュ気候値2000は統計期間の中間年が1985年であるにも関わらず,2000年代や2010年代の予測値との類似性が最も高かった.つまり,最大積雪深の予測値は,全体に20年早める修正が必要である.これは,1970年を中間年とする旧メッシュ気候値を1990年の気候であるとして温暖化時の予測値を計算した結果,その間の気候変化が反映されなかったためと考えられる.
DOI 10.5331/seppyo.68.115
ISSN 0373-1006
NAID 10017980953
PermalinkURL http://id.ndl.go.jp/bib/7892618
researchmap用URL https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00276870758?from=CiNii