ミョウジン カズヒロ
Kazuhiro Myoujin
明神 一浩 所属 新潟薬科大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護老人保健施設における要介護高齢者の自己を生きる思い |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 畿央大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43-50頁 |
担当範囲 | データ分析 |
著者・共著者 | ◎船瀬孝子,上平悦子,明神一浩 ,上野栄一 |
概要 | 要介護高齢者(以下,高齢者)への面接調査の結果,高齢者の自己を生きる思いは5カテゴリーに分類された。高齢者は自己の身体上に起こっている現実を【病期による身体的苦痛と不自由】と意識し,介護老人保健施設(以下,施設)を【自分の生活の場】であるとういう思いを抱いていた。また【支えてくれる人と帰れる家】があることで自己を支え,高齢者は過去の自己の人生を【自身への誇りと回願】していた。さらに「高齢者は人生の最終段階としての最大の課題である死を意識しながら,【生きがいと死】という思いを抱きながら自らの老いを生きていた。この結果から,高齢者がその人らしく老いを生きるために,看護職者は,施設で他者とともに生活する高齢者の自己実現に向けた援助,入所している高齢者相互間の関係を築くための援助を実践していく必要性が視差された。 |