モリヤマ マサト   MORIYAMA MASATO
  森山 雅人
   所属   新潟薬科大学  薬学部 薬学科
   職種   教授
研究期間 2012/04~2015/03
研究課題 体外増幅赤芽球移植を用いた血管新生治療の長期予後と治療効果の予測因子の検討
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 基盤研究(C)
研究機関 新潟大学
研究者・共同研究者 小澤拓也
概要 重症虚血肢に対する体外増幅自己赤芽球移植(EVEETA)による血管新生治療の第I/II相臨床試験を開始しその急性期効果および中長期予後について検討した。局所麻酔下に採取した少量の骨髄細胞を2段階培養法にて未熟赤芽球を体外増幅・培養し虚血下肢に筋肉内投与した。全13症例に対し施行し、すみやかな下肢痛の軽減、難治性皮膚潰瘍の縮小、局所組織酸素分圧や皮膚灌流圧の上昇といった非常に良好な結果を得ることができた。本法は局所麻酔下で採取骨髄も平均71.2 ± 20.1 mLと少量ですみ、赤芽球細胞の増幅効率も平均64.5 ± 41.3倍と安定していた。いずれの症例においても明らかな有害事象は認めなかった。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24591037