小山 歌子
   所属   新潟薬科大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
研究期間 2017/04/01~2022/03/31
研究課題 特別豪雪地帯の無医地区において高齢者を在宅で看取るケアシステムの構築
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
研究機関 新潟医療福祉大学
研究者・共同研究者 小山 歌子,和田 直子,宇田 優子
概要 特別豪雪地帯の無医地区において、高齢者を在宅で看取るケアシステムの構築の可能性を高める要因は、高齢者本人及び家族が在宅死希望、24時間365日の医療提供体制があること、多機関連携による在宅看取りの支援体制があることおよびソーシャルキャピタルが高い地域であることであった。しかし、単身世帯以外の高齢者は在宅死を希望していても、中高年者(40~69歳)は在宅看取りに否定的であった。高齢者の意向を尊重した看取りにするためには、早い時期から家族間での話し合いや高齢者によるACPの作成が必要である。加えて、サービスの利用促進に向けて、地域の規範の変革や在宅療養支援サービスに関する情報提供が必要である。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K12600