マエダ タケヒコ   MAEDA TAKEHIKO
  前田 武彦
   所属   新潟薬科大学  薬学部 薬学科
   職種   教授
研究期間 2010~2012
研究課題 レプチンの疼痛増悪作用における病態生理学的機序の解析
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(C)
科研費研究課題番号 22590090
キーワード HMGB1, 神経障害性疼痛, ヌクレオカイン, クロマチン免疫沈降, 疼痛
代表分担区分 研究分担者
代表者 尾崎 昌宣
概要 末梢神経傷害による神経障害性疼痛のモデル動物を用いて、脂肪細胞活性化によるレプチン放出の成因とレプチン刺激による神経炎症応答機構の解明を行った。その結果、レプチンシグナルの上流には、HMGB1が位置し、脂肪細胞にはたらくことにより、レプチン産生遊離を亢進することを明らかにした。これにより、HMGB1がレプチンシグナルと連携し、神経障害性疼痛形成の初期メディエーターとして機能することが明らかとなった。