ワタナベ ケイスケ
  渡辺 啓介
   所属   新潟薬科大学  医療技術学部 臨床検査学科
   職種   教授
研究期間 2012~2014
研究課題 大脳皮質形成における新規移動制御分子Dpy19ファミリーの機能解析
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 文部科学省
研究種目名 若手研究(B)
研究機関 熊本大学
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 渡辺 啓介
概要 私たちはこれまで哺乳類大脳皮質の発生メカニズムに注目し、複数回膜タンパク質Dpy19L1が発生期マウス大脳皮質に強く発現し、神経細胞移動に深く関わること明らかにした。しかしながら、中枢神経系の発生・機能におけるDpy19ファミリーの役割については未だ明らかになっていないことが多く、その解明を目的とした。Dpy19L1 KOマウスは多くの個体が致死になるが、一方で生存した少数のKOマウスは恐怖反応の低下がみられた。また、胎生期KOマウスにおいていくつかの脳領域に発生異常が認められた。これらの結果から、Dpy19L1は大脳辺縁系の発生にも関わり、恐怖反応など情動行動に関わる可能性が示唆された。
PermalinkURL http://kaken.nii.ac.jp/d/p/24700356.ja.html