マエダ タケヒコ
MAEDA TAKEHIKO
前田 武彦 所属 新潟薬科大学 薬学部 薬学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2008~2010 |
研究課題 | ニコチン依存およびアルコール依存におけるオピオイド神経系の関与 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 20591376 |
キーワード | 耐性, オピオド, ナルトレキソン, 依存, モルヒネ, 鎮痛, アルコール, 退薬症状, コルチコステロン, ナロキソン, オピオイド, ニコチン, 身体的依存 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
代表者 | 岸岡 史郎 |
概要 | 本研究ではニコチン、アルコールの身体的および精神的依存における内因性オピオイドシステムの役割について検討した。マウスにニコチンを1日2回5-9日間反復皮下投与し、その後オピオイド受容体拮抗薬であるナロキソンを投与すると退薬症状が発現した。ニコチンによる身体的依存形成はオピオイド受容体拮抗薬であるナルトレキソンの併用により抑制された。一方で、1%エタノールを含む飲料水をマウスに与え、ナロキソンを投与すると退薬症状が認められた。上記の結果より、ニコチンおよびアルコールにより形成される身体的依存には、内因性オピオイドシステムが重要な役割を果たしていることが明らかとなった。 |