教員情報 - 能見　祐理 | 新潟薬科大学

■ 所属研究室

食品化学

■ 学位

博士(学術)

■ 現在の専門分野

家政学、生活科学　（キーワード：メイラード反応、褐変、AGEs、α-ジカルボニル化合物）

■ 学歴

1.	1999/04～2002/03	埼玉県立熊谷女子高等学校卒業
2.	2002/04～2006/03	日本女子大学家政学部食物学科食物学専攻卒業学士(家政学)
3.	2006/04～2008/03	日本女子大学大学院家政学研究科修士課程修了修士(家政学)
4.	2008/04～2011/03	お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士課程修了博士(学術)

■ 職歴

1.	2011/04～2014/03	お茶の水女子大学生活環境教育研究センター研究機関研究員
2.	2014/04～2023/03	新潟薬科大学応用生命科学部応用生命科学科助教
3.	2023/04～	新潟薬科大学応用生命科学部応用生命科学科准教授

■ 所属学会

1.	2008/12～	日本農芸化学会
2.	2012/07～	日本家政学会
3.	2015/04～	日本食品科学工学会
4.	2015/09～2020/05	日本分子生物学会
5.	2023/01～	日本メイラード学会
6.	2023/06～	日本質量分析学会
5件表示
全件表示(6件)

■ 著書・論文歴

1.	2024/04	論文	飲食品における品質評価への活用を目指したメイラード反応産物の解析研究ソフト・ドリンク技術資料 202(1),15-24頁（単著）
2.	2023/12	論文	Analysis of an antioxidative defence system of hydrogen peroxide-treated pancreatic islet-derived 1.1B4 cells and siRNA targeting NR4A3-treated cells by microarray Redox report : communications in free radical research 28(1),pp.2247150 （共著）
3.	2023/09	論文	【ウィメンズヘルスと栄養素・サプリメント】アンチエイジング　カシスポリフェノール産科と婦人科 90(9),1015-1020頁（共著）
4.	2023/06	論文	食品の品質に寄与するメイラード反応産物の解析香料 298,39-47頁（単著）
5.	2023/05	論文	食品化学・医学への応用に向けたメイラード反応の化学的研究化学と生物 61(5),229-236頁（単著）
6.	2022/08	その他	化学的解析を通じて食品由来AGEs（終末糖化産物）を正しく評価する創造 48,8-13頁（単著）
7.	2022/08	論文	Effect of heat-moisture treated brown rice crackers on postprandial flow-mediated dilation in adults with mild endothelial dysfunction Heliyon 8(8),pp.e10284 （共著）
8.	2022/07	論文	Evaluation of fructo-, inulin-, and galacto-oligosaccharides on the Maillard reaction products in model systems with whey protein Journal of Agricultural and Food Chemistry 70(29),pp.9154-9165 （共著）
9.	2021/09	論文	Identification of dipyrrolone pigments and their precursors formed in the Maillard reaction of carnosine and pentose under weakly acidic conditions Bioscience, biotechnology, and biochemistry 85(9),pp.2042-2053 （共著）
10.	2021/09	論文	Evaluation of blood-brain barrier permeability of polyphenols, anthocyanins, and their metabolites Journal of Agricultural and Food Chemistry 69(39),pp.11676-11686 （共著）
11.	2020/12	著書	第23章メイラード反応と食品の色調（第Ⅲ編食品におけるメイラード反応）グリケーションの制御とメイラード反応の利用 238-244頁（共著）
12.	2020/12	論文	Free advanced glycation end product distribution in blood components and the effect of genetic polymorphisms. Biochimie 179,69-76頁（共著）
13.	2020/02	論文	Isolation, identification, and proposed formation mechanism of a novel hydrophilic compound formed by Maillard reaction between pyridoxamine and pentose Scientific reports 10(1),pp.1823 （共著）
14.	2019/09	論文	Therapeutic Effects of Anthocyanins for Vision and Eye Health Molecules 24(18),pp.3311 （共著）
15.	2018/03	論文	AGEsの精密分析と食品化学，医学への応用化学と生物 56(4),242-243頁（共著）
16.	2017/06	論文	High serum advanced glycation end products are associated with decreased insulin secretion in patients with type 2 diabetes: a brief report Journal of Diabetes Research 2017 （共著）
17.	2017/02	著書	1. 栄養の概念食物と栄養学基礎シリーズ 7 基礎栄養学 <第二版> 1-23頁（共著）
18.	2016/11	論文	Simultaneous quantitation of advanced glycation end products in soy sauce and beer by liquid chromatography-tandem mass spectrometry without ion-pair reagents and derivatization Journal of Agricultural and Food Chemistry 64(44),pp.8397-8405 （共著）
19.	2016/04	著書	第11章糖質（還元糖）（第Ⅱ編現象・制御）メイラード反応の機構・制御・利用 96-104頁（共著）
20.	2014/02	論文	Characterization of Maillard reaction products derived from LEKFD - a pentapeptide found in β-lactoglobulin sequence, glycated with glucose - by tandem mass spectrometry, molecular orbital calculations and gel filtration chromatography coupled with continuous photodiode array Food Chemistry 145,pp.892-902 （共著）
21.	2013/03	論文	Formation and distribution of 2,4-dihydroxy-2,5-dimethyl-3(2H)-thiophenone, a pigment, an aroma and a biologically active compound formed by the Maillard reaction, in foods and beverages Food & Function 4(7),pp.1076-1081 （共著）
22.	2013/02	論文	Formation mechanism and characterization of dilysyl-dipyrrolones, the Maillard-type yellow pigments Food & Function 4(7),pp.1067-1075 （共著）
23.	2013/01	論文	ベトナムの2型糖尿病患者を対象としたCleistocalyx operculatusの花芽抽出液の効能日本家政学会誌 64(1),3-9頁（共著）
24.	2012/09	論文	Isolation and antioxidant activity of zeylaniin A, a new macrocyclic ellagitannin from Syzygium zeylanicum leaves Journal of Agricultural and Food Chemistry 60,pp.10263-10269 （共著）
25.	2012/08	論文	The identification of vitamin E homologues in medicinal plant samples using ESI (+)-LC-MS3 Journal of Agricultural and Food Chemistry 60,pp.9581-9588 （共著）
26.	2012/06	論文	Determination of furosine and fluorescence as markers of the Maillard reaction for the evaluation of meat products during actual cooking conditions Food Science and Technology Research 18,pp.67-76 （共著）
27.	2012/03	著書	1. 栄養の概念食物と栄養学基礎シリーズ 7 基礎栄養学 1-21頁（共著）
28.	2011/07	論文	Identification of 2, 4-dihydroxy-2, 5-dimethyl-3 (2H)-thiophenone as a low-molecular-weight yellow pigment in soy sauce Bioscience, biotechnology, and biochemistry 75,pp.1240-1244 （共著）
29.	2011/02	論文	Conditions for the formation of dilysyl-dipyrrolones A and B, and novel yellow dipyrrolone derivatives formed from xylose and amino acids in the presence of lysine Bioscience, biotechnology, and biochemistry 75,pp.221-225 （共著）
30.	2009/11	論文	Glutathione reacts with glyoxal at the N-terminal Bioscience, biotechnology, and biochemistry 73,pp.2408-2411 （共著）
31.	2009/11	論文	Effects of salt concentration on the reaction rate of glc with amino acids, peptides, and proteins Bioscience, biotechnology, and biochemistry 73,pp.2379-2383 （共著）
5件表示
全件表示(31件)

■ 受賞学術賞

1.	2022/03	日本農芸化学会農芸化学若手女性研究者賞
2.	2009/11	第19回日本メイラード学会年会若手研究者奨励賞

■ 学会発表

1.	2024/10/12	食品の品質向上を目指したメイラード反応産物の解析研究（第34回日本メイラード学会年会）
2.	2024/03/25	ガラクトオリゴ糖の加熱による3-デオキシグルコソン形成要因の解明（日本農芸化学会2024年度大会）
3.	2023/08/26	乳製品におけるラクトース由来α-ジカルボニル化合物の存在と生成メカニズムの解析（日本食品科学工学会第70回記念大会）
4.	2023/08/26	腸内細菌のオリゴ糖と短鎖脂肪酸の資化性検討（日本食品科学工学会第70回記念大会）
5.	2022/11/10	終末糖化産物（AGEs）の一斉分析法の開発と食品中グリケーション産物の解析（第95回日本生化学会大会）
6.	2022/08/27	メイラード反応機構解明に向けた反応生成物の一斉分析法の開発と構造決定およびその機能解析（日本農芸化学会関東支部 2022年度支部大会）
7.	2020/03/26	アントシアニンおよびその代謝物の血液脳関門透過性の検討（日本薬学会第140年会）
8.	2019/12/06	LC/MS/MSによる高感度なglucose定量法の開発と血漿試料への適用（第42回日本分子生物学会年会）
9.	2019/08/31	各種糖質の終末糖化産物(AGEs)の生成能評価（日本食品科学工学会第66回大会）
10.	2019/08/31	ラットにおけるPelargonidin-3-glucosideとその代謝物の体内動態（日本食品科学工学会第66回大会）
11.	2019/08/31	DSS誘導炎症性腸疾患モデルマウスに対するフラクトオリゴ糖投与によるIL-10の増加（日本食品科学工学会第66回大会）
12.	2019/03/26	カルノシンとキシロースのメイラード反応で形成される低分子黄色色素の同定（日本農芸化学会2019年度大会）
13.	2019/03/22	黒生姜アントシアニン画分の抗肥満作用の検討（日本薬学会第139年会）
14.	2018/11/28	結合型AGEsの分析方法の検討およびヒト血液中のAGEs分析（第41回日本分子生物学会年会）
15.	2017/12	血中AGEsに及ぼす食事の影響（第40回日本分子生物学会年会）
16.	2017/12	ヒト血液中のAGEsの分析（第40回日本分子生物学会年会）
17.	2017/05	高脂肪高ショ糖給餌ラットにおける水耕栽培桑の抗肥満効果（第71回日本栄養・食糧学会大会）
18.	2017/05	高脂肪高ショ糖給餌ラットにおける越後白雪茸の抗肥満効果（第71回日本栄養・食糧学会大会）
19.	2016/12	糖尿病における体内の終末糖化産物蓄積にアスコルビン酸が及ぼす影響の検討（第39回日本分子生物学会年会）
20.	2016/11/30	LC‐MS/MSによるAGEsの分析と糖尿病における変化（第39回日本分子生物学会年会）
21.	2016/11	糖尿病発症ラットにおける終末糖化産物の測定（第28回日本メイラード学会年会）
22.	2016/09/09	LC-MS/MSによる最終糖化生成物AGEsの分析法の開発と褐変食品試料への適用（日本食品分析学会平成28年度学術集会）
23.	2016/08/25	最終糖化生成物AGEsのLC‐MS/MSによる分析法の開発と褐変食品試料への適用（日本食品科学工学会第63回大会）
24.	2016/05	持久性運動ラットにおける異なるインスリン分泌刺激強度糖質の筋グリコーゲン蓄積効果（第70回日本栄養・食糧学会大会）
25.	2016/03	持久性運動後におけるラットへのイソマルチュロース投与が筋グリコーゲン量に及ぼす影響（日本農芸化学会2016年度大会）
26.	2015/12/02	LC-MS/MSによる最終糖化産物AGEsの定量法の開発とヒト血清試料への適用（第38回日本分子生物学会年会）
27.	2015/09/26	高極性物質に着目したピリドキサミン由来メイラード反応生成物の探索と同定（日本農芸化学会2015年度関東支部大会）
28.	2015/09	Isolation, identification, and formation condition of a novel Maillard reaction product derived from pyridoxamine and sugars（12th International Symposium on the Maillard Reaction）
29.	2015/05	OLETFラットにおける米由来バイオエタノール発酵抽出残渣(RDDGS)の抗肥満効果（第69回日本栄養・食糧学会大会）
30.	2015/03/28	LC-MS/MSによる食品中のメーラード反応産物の分析（日本農芸化学会2015年度大会）
31.	2015/03/27	モデルメラノイジン分解微生物の探索と分解生成物の性質（日本農芸化学会2015年度大会）
32.	2015/03	高脂肪高ショ糖給餌ラットにおけるカカオの抗肥満効果（日本薬学会第135年会）
33.	2014/11	オーファンレセプターNR4A3は酸化ストレス応答転写因子でサイクリンEの転写調節を行う（第37回日本分子生物学会年会）
34.	2014/05	モデルメラノイジン分解微生物の探索と性質（第68回日本栄養・食糧学会大会）
35.	2014/03/29	ピリドキサミン由来メイラード反応生成物の化学構造（日本農芸化学会2014年度大会）
36.	2014/03	メラノイジンの分解菌の検索と分解物の性質（日本農芸化学会2014年度大会）
37.	2014/03	LC/MS3による92種類植物中のビタミンE同族体の分布について（日本薬学会第134年会）
38.	2012/12	Tram葉由来新規エラジタンニンZeylaniin AのUVA照射による皮膚ダメージへの効果（第35回日本分子生物学会年会）
39.	2012/12	4‐methylimidazoleが遺伝子発現に及ぼす影響（第35回日本分子生物学会年会）
40.	2012/10/27	ヒト膵島由来細胞の酸化ストレス障害に及ぼすベトナム植物Tram由来新規エラジタンニンの効果（日本農芸化学会2012年度関東支部大会）
41.	2012/10/27	ヒト皮膚繊維芽細胞におけるベトナム植物Tram由来新規エラジタンニンのUVA照射による酸化ストレスへの効果（日本農芸化学会2012年度関東支部大会）
42.	2012/09	Formation mechanism and characterization of dilysyl-dipyrrolones, the Maillard-type yellow pigments: 11th International Symposium on the Maillard Reaction（11th International Symposium on the Maillard Reaction）
43.	2012/03/23	ベトナム産植物Tramに含まれる抗酸化成分の分析およびUV-A照射への効果（日本農芸化学会2012年度大会）
44.	2012/03	メイラード反応で生じるフルピペート類ならびにジピロロン類の特徴づけ（日本農芸化学会2012年度大会）
45.	2011/12	メイラード反応生成物が遺伝子発現に及ぼす影響（第34回日本分子生物学会年会）
46.	2011/12	ヒト皮膚繊維芽細胞におけるUVA照射の遺伝子発現への影響とSyzygium zeylanicum(L.)DCの効果（第34回日本分子生物学会年会）
47.	2011/12	NGFがPC12細胞の遺伝子発現に及ぼす作用の解析（第34回日本分子生物学会年会）
48.	2011/10/28	食品の褐変とメイラード色素の新展開（第21回日本メイラード学会年会）
49.	2011/03	Pentose-lysine系メイラード反応由来の黄色色素ピロリルメチリデンピロロン類の生成条件および生成機構の解析（日本農芸化学学会2011年度大会）
50.	2010/09/17	Pentose-lysine由来の黄色色素pyrrolyl-methylidene-pyrrolone類の生成機構の解析（第20回日本メイラード学会年会）
51.	2010/09/01	濃口醤油色素の特徴付けおよび低分子黄色色素の同定（日本食品科学工学会第57回大会）
52.	2010/03/28	Xylose-lysine系のメイラード反応から生成するピロールメチリデンピロロン類について（日本農芸化学会2010年度大会）
53.	2009/11/20	Xylose-lysine系のメイラード反応から生成する新規低分子色素化合物とその類縁体（第19回日本メイラード学会年会）
54.	2009/03/28	グルタチオンとグリオキサールの反応機構の解析(2)（日本農芸化学会2009年度大会）
55.	2009/03/28	グルタチオンとグリオキサールの反応機構の解析(1)（日本農芸化学会2009年度大会）
56.	2008/05	アミノ酸およびタンパク質と糖とのメイラード反応における無機塩類の影響について（第62回日本栄養・食糧学会大会）
57.	2008/03	生体内で消化・吸収された食品系AGEsの定量法の検討（日本農芸化学会2008年度大会）
58.	2007/03	糖尿病ラットにおけるAGEsおよびアマドリ転位生成物の影響について（日本農芸化学会2007年度大会）
59.	2007/03	異なる食塩濃度におけるアミノ酸と糖との反応速度について（日本農芸化学会2007年度大会）
5件表示
全件表示(59件)

■ 社会における活動

1.	2024/03	カラダの焦げを防いでアンチエイジング！〜糖化を防ぐ食生活の実践〜
2.	2023/09	もち麦の健康機能性と地域活性化に資する商品開発
3.	2022/10	「食品加工及び貯蔵学I・II」非酵素的褐変反応メイラード反応の化学
4.	2021/07	カラダの焦げを防いでアンチエイジング
5.	2021/02	食品の科学：もち麦（食物繊維）はなぜ体にいいの？
6.	2020/12～2021/02	NGSセミナーB（研究者講演）「研究者としての理系進路選択」
5件表示
全件表示(6件)

■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2023/04～2024/03	メイラード反応におけるポリフェノールの関与：生成物の網羅的解析による分子メカニズム解明と制御法の開発その他の補助金・助成金
2.	2022/04～2025/03	褐変機構解明を目指したα-ジカルボニル化合物の動態に関わる制御因子の同定基盤研究(C) （キーワード：メイラード反応, α-ジカルボニル化合物, 褐変）
3.	2019/09～2020/03	エダマメの食味関与成分の分析調査研究公的機関からの受託研究
4.	2018/04～2021/03	飲食品中終末糖化産物(AGEs)の分布状況およびAGEs形成に及ぼす因子の解明基盤研究(C)
5.	2018/04～2019/03	パンの製造工程および各種食品成分が終末糖化産物の形成に及ぼす影響その他の補助金・助成金
6.	2017/04～2018/03	メイラード反応による褐変現象に寄与するジペプチド由来低分子色素の探索と同定その他の補助金・助成金
7.	2016/04～2019/03	膵臓細胞の抗酸化機能を増強する食品の探索：ゼーラニーンAの効果は？基盤研究(C)
8.	2015/04～2018/03	高極性メイラード反応生成物に着目した一斉分析法の開発と食品の安全性評価手法の確立若手研究(B)
9.	2013/04～2016/03	食用植物由来新規エラジタンニンZeylaniin Aの生活習慣病改善機能基盤研究(B)
10.	2012/04～2015/03	メイラード反応がビタミンの動態に与える影響の網羅的解析若手研究(B)
11.	2012/04～2015/03	メイラード反応による安全性確保のためのデータベース作製基盤研究(A)
5件表示
全件表示(11件)